バージニア水族館で、来館者に水槽内にいる魚の情報を提供するために新しい技術を導入しました。これで、来館者が係員に「これは何と言う種類の魚ですか?」なんて尋ねることが減ると思います。この新しい技術は「フィッシュ&チップス」(アメリカでは、白身魚をフライした料理の1つをこう呼ぶ)と呼び、マイクロチップとアンテナで魚の詳細情報を来館者に提供するようです。
約40の魚にマイクロチップが埋め込まれており、水槽の外に設置してあるアンテナの前を泳ぐとスクリーン上にその魚の詳細情報が表示されるようです。見た目だけの情報ではなく、生息域、ニックネーム、大きさなどの情報も提供されるようです。
Jeffry Mahon(この展示物の責任者)さんは、このアイデアをシンガポールのUnderwater Worldで勤務していたときに使用したようです。
当初この技術は、自然界の魚の生態を観察するために開発されました。RFIDの技術は、水族館の鮫や海がめにも使用されてきました。このチップは、獣医が検査をするときにスキャンされていましたが、最近まで水中での特定は許可されていなかったようです。