Chameleon Grow Systems(以下、CGS)のSolar Genesis plasma grow lightは、Luxim社のLIFIを使用した照明では一番のパフォーマンスと外見を持っていると思います。 少し前にCGSのChris Pieser氏がデンバー水族館にこの照明を持ってきて下さり、そこで実験をすることができました。
はじめに実験をした水槽は、水族館内のレストランから見えるプールサイズの水槽です。この初実験ではっきり言えることは、Luxim社のSTA40よりもSTA41のほうが断然明るいということです。あまり透明度の高くない海水の深さ3.6mの底まで十二分に照らすことができています。下の写真3枚がそれです。
次に実験したのは、500Gal(約2,000㍑)のソフトコーラルとLPSが入ったサンゴ水槽です。プラズマライトを使用しているGemini grow lightの演色効果は悪くなく、綺麗な赤色が入っているので大体8,000K辺りだと思います。 Solar Genesis plasma grow lightで使用されているThe STA 41.02 プラズマライトは 5,700Kなのですが、メタルハライドランプの6,000Kよりも、もっとバランスが良い光になっています。
一番効果が実感できた実験は、1,000ワットのメタハラ球の横でSolar Genesis grow lightをサンゴ水槽で点灯した時でした。300ワットのSolar Genesis grow lightは、1,000ワットのメタハラより明るいのですが、照射範囲が広く均等でした。300ワットのSolar Genesis grow lightと1,000ワットのメタハラを同等に比較できることも素晴らしいですし、球の寿命や消費電力などを考慮するとかなり優位に立つこともできると思います。
下の写真が、Luximのプラズマライトの近影と、それを装着した時の写真です。今回ライトを持ってきてくださったChris Pieser氏とデンバー水族館のRob Brynda氏に非常に感謝致します。
照明の詳細情報は、Chameleon Grow Systems website を見てください。また、Gemini plasma grow lightについては、以前の記事を参照してください。