Illumimagic Opto ComboRayは自作のカスタム性と量産の安心感を兼ね合わせる、LEDシステムライトです。この点でこのComboRayが最初のライトではありませんが、丁度真ん中に位置しているといってよいのではないでしょうか。過去の自作/カスタムLEDの記事にもあるように、いったん製品になると後々の変更はかなり難しいものがありました。AquaInnoのライトもありますが、カスタム性という点ではこのComboRayほどではありません。
Illumagic Opto ComboRayの特徴的なところは、何らかの理由でのちのちに変更をしなければならなくなったときに、それが可能だと言うところでしょう。ライト自体も直列につなぐことも出来れば、並列に横同士につなげることも出来ます。LEDもネジ二本で止められているだけなので、スペクトラムの変更や不良LEDの交換などにも簡単に対応できます。
Illumimagic Opto ComboRayライトにはLEDが6個おさまる12インチ(30.5cm)と12個おさまる24インチ(61cm)との選択があります。LEDは 3.4Vの電圧で、550mA流れます。約1.8ワットの消費量となり、12インチのもので電源アダプターを含めると約11ワット、24インチのライトで22ワットの総消費量となります。400nm SemiLEDのUV LED、420nm SemiLEDのViolet LED、450nm CREEのXP-E Royal Blue LED、470nm CREEのXP-E Blue LED、500nm SemiLEDのCyan LED、CreeのCool White XP-G LEDとCreeのNeutral White XP-G LEDから選べるので、素子自体はかなり質は高いと思われます。ベースライトはレンズはオプションとなっていますが、60度と90度から選べるようです。
オプションの ブラケットを使用して複数のライトをつなげることが出来ます。またライトの両端につくアタッチメントホルダーは角度調整機能までついていて、縁なしの水槽および縁のついた水槽にも対応します。このIllumagic Opto ComboRay LEDの価格はまだ発表されていませんが、そう遠くはないでしょう。ニュースなどその他の続報はIllumagic Optoのサイトからどうぞ。