フランスのAquarium SystemsからSeaTest Control Systemという製品が発売されるそうです。この商品、今後の水質検査の常識を変えてくれるかもしれません。
SeaTestは、従来どおりの水質を測定する試薬になります。色々な試薬を加えて色が変化したら、色チャートと比較してどの濃度なのかが分かります。一般的に難しいといわれるのは、この色の比較です。個人や測定している部屋の照明の具合によって見え方が変わったりして、中々正確に測定できないからです。そんな間違いや曖昧さを除いてくれるのが、SeaTest Control Systemなのです。
最終的な色をこのSeaTest Control Systemで測定することで、正確な色がわかり、それにより正確な値が分かるということです。今までありそうでなかった商品ではないでしょうか?値段が幾らになるかは不明ですが、全ての試薬で共通で使用できるのなら、高価な測定器を購入する必要も無くなるかもしれませんね。
測定できるのは、pH、アンモニア、亜硝酸、硝酸塩、リン酸塩で淡水/海水ともOKだそうです。しかも、カルシウムやKHも現在開発中とのことです。