Red Sea社からRed Sea Reeferシリーズが登場しました。水槽の選択肢としては、世界的にも流行っているオールインワン水槽か個別にパーツを買ってつくる方法があります。オールインワンは、字のごとくろ過などがすべて水槽に付属しているシステムです。後者の個別に買ってくる方法は、今までずっとあったものです。この間をとったような商品が、Reeferシリーズになります。
何が付いてくるかと言うと、大まかには水槽、水槽台、サンプになります。水槽はフランジがついたものではなく、リムレスになっています。モデルは、ナノ、170、250、350、450になります。それぞれの型番は㍑の水量とマッチしています。
水槽には、オーバーフローボックス、リターンノズル、オーバーフロー管になります。このオーバーフロー管は、静音性に優れた設計になっており、日本の住宅事情を考えると非常に重要な要素になります。付属のサンプは、その水槽の総水量にあったものになっており、信頼性が高くなります。
サンプ自体にはなんと足し水を貯めておくチャンバーも備えられており、蒸発による足し水をするのにも簡単な構造になっています。比重を一定に保つには非常に重要なところだとおもいます。
現在中国で開催中のCIPSで詳細がわかるようですので、アップデートに注目したいと思います。トータルコーディネイトされたシステムになるので、初心者に対して敷居がさがるような気がします。