デジョンギバスレットの養殖成功

デジョンギバスレット(Gramma dejongi)は、非常にカリブ海のキューバで採取される非常に綺麗な種です。採取地域がキューバと言うこともあり、国交が断絶していたアメリカには入荷しにくい種になります。日本などにはヨーロッパ経由などで入荷することもあるかとおもいます。

ホワイトボンネット・アネモネフィッシュ産卵の様子

ホワイトボンネットアネモネフィッシュ(Amphirpion leucokranos)の天然ペアが ORA に無事到着した記事をご紹介してからはや二年弱、ORA からとうとう産卵成功のニュースが入ってきました。「ホワイトボンネット」、別名白帽クマノミ(?)の名の通り、帽子をかぶった模様が愛らしいこのペアが輸送中のハプニングを乗り越え、産卵する様子をご覧ください。 ビデオの終わりにもあるように、ORAからはこのホワイトボンネットクマノミは2014年に発売になると発表があったようですが、このソロモン諸島原産のクマノミは交雑種だったものが独立した一つの種に変化していったものと考えられていることからも、非常にレアな種と言えそうです。「自然界のハイブリッド」ということで、新しい年に期待することがまた一つ増えました。 日本への ORA からの輸出も少なからず行われているので、日本のアクア市場でみられることもそう遠くはないのではないでしょうか。

Karen Brittain氏がブラバンの養殖に挑戦

Karen Brittain氏がブラバン(Apolemichthys arcuatus)ことブラックバンディット・エンジェルフィッシュの養殖に挑戦しているそうです。下の映像はBruce Carlson氏によって撮影されたものです。 昔にReef Culture TechnologiesのFrank Baensch氏がブラバンの養殖に成功しています。上の写真からも既に幼生は誕生しているようです。

Karen Britain氏がヒレナガヤッコの養殖に成功

Karen Britain氏は、世界で始めてあのマスクド・エンジェルフィッシュ(Genicanthus personatus)の養殖に成功した方です。そのKaren Britain氏が今度はヒレナガヤッコの養殖に成功したようです。

ORAがツバメタナウオの養殖に成功

Randall’s Assessor(ツバメタナウオ)は、アメリカでの入荷は非常に稀です。そんなツバメタナウオの養殖にORAが成功したようです。

バイカラー・バスレット(Lipogramma klayi)の養殖にTodd Gardner氏が成功!

バイカラー・バスレット(Lipogramma klayi )の養殖個体が出回る日もそう遠くない未来かもしれません。 ロングアイランド水族館のTodd Gardner氏が今度はバイカラー・バスレット(Lipogramma klayi )の養殖に成功したようです!ご存知のとおり、バイカラー・バスレット(Lipogramma klayi )は、キュラソーなどのカリブ海の超深場に生息する非常に美しく高価なLipogrammaです。このバイカラー・バスレットの養殖に成功したのですから、非常にうれしいニュースとなりました。

ホワイトボンネット・アネモネフィッシュの天然ペア

ホワイトボンネット・アネモネフィッシュ( Amphirpion leucokranos)と言えば、クマノミの中でも非常に珍しい種です。このクマノミですが、交雑種だったのが、1つの種へと変化していったものと言われています。この天然ペアですが、もともとはニュージャージー州にあるOcean Gallery IIが所有されていたようですが、今回クマノミの養殖で有名なORAに譲ったそうです。

やはりキャンディーバスレットの幼生だった!

[youtube width=”640″ height=”480″]http://www.youtube.com/watch?v=3ilP2bHusI4[/youtube] Todd Gardner氏が、Liopropoma sp.の卵を孵化に成功したのはお伝えしましたが、そのLiopropoma sp.が、キャンディーバスレット(L. carmabi)なのかスイスガード(L. rubre)なのかよく分かっていませんでした。 101日目の映像では、キャンディーバスレットの特徴が出てきている幼魚が写っています。もう興奮ですね!これが本格的に市場にのれば、憧れのキャンディーへの飼育が現実味を帯びてくるかもしれませんね。

Todd Gardner氏の Liopropoma養殖固体

孵化してから69日目のLiopropoma sp. Todd Gardner氏より掲載許可有り 前回お伝えしたTodd Gardner氏のLiopropomaの養殖固体の続報です。今回Todd Gardner氏が正式にLiopropomaの養殖に成功したと発表されました。上の写真の個体は孵化後69日目のものになるそうです。彼が力を入れているのは、キャンディーバスレット(L. carambi )スイスガードバスレット(L. rubre)になります。

Acropora speciosaの養殖個体がもうすぐ市場に登場

上の個体はAcropora speciosaなんですが、これの養殖個体がバリ便でもうすぐ市場に登場するようです。Acropora echinataと似ていますが、違う種になります。A. enchinataの養殖個体はすでに市場に出回っていますが、A. speciosaのほうがまだでした。 このように多くのミドリイシの種が養殖されて市場に出回ることで、自然界への影響も最小限に抑えることができます。LSS研究所さんでも海外で有名なBoston Aqua Farmsのサンゴ養殖キットなども発売されています。小さいフラグから育てることで、成長する喜びと自分の水槽にあったサンゴの成長を楽しむことができると思います。

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