センスのいいブースは中国メーカーのTRIPLE FISH AQUARIUM
この会社の展示品はスキマーでなくATS.
ATSの水質浄化プロセスは2あります。
1.藻類を繁殖させることにより硝酸塩・リン酸塩等を成長に利用して減少させる方法。
2.成長した藻類を取り除くことで硝酸塩・リン酸塩等を蓄えた藻類を強制的に取り除く方法です。
そのほかに微生物の発生を促進させる(リフィジュームと発生する微生物は少し異なる気がします。)
こちらは比較的大型のATSリアクター
実際に藻類が繁殖しているところを見せてくれました。
リアクター内部に使われている素材は凹凸な表面を持つPVC素材。
その表面に海藻が繁殖していきます。
リアクター本体は他社のリアクターとは少し異なる作り。
赤いラインと埋め込まれたLED灯具のステンレスがいいバランスです。
TRIPLE FISH AQUARIUM はATSだけでなく、今後様々な商品展開をするとの事で楽しみです。
また、今回展示されていたTRIPLE FISH AQUARIUM製品です。
こちらの濾過システムにはドージングポンプを使用したリアクターがセットされていました。
プロトタイプとの事でしたがタッチパネル式で、プログラムで動作するドージングポンプ。
この方式は今多くのメーカーが取り組む新しいスタイルのリアクターです。
この方式のメリットは給水が止まる心配がない事で、リアクターの微調整を行うことが少なくて済みます。
デメリットはチューブユニットの寿命が6000hと短い事が課題です。
この商品は2017年には完成するとの事で、注目が集まります。