Kessilはまだ日本では無名なLED照明かもしれませんが、アメリカでは非常に人気のあるLEDスポットライトです。今回、KessilからTuna Blueという名でニュースがでていましたが、正式に4月にA350/A350Wという2種類のモデルが発売されるようです。350とかいてありますが、消費電力はたったの92Wになります。
Kessil A350はレンズ角が62度と狭くなっており、A350Wは140度の広角になっております。A350は水槽の高さが61cm以上の時に使用するように書かれています。
下の動画に色味がわかるようになっていますので、一度見て下さい。
[youtube width=”640″ height=”480″]http://www.youtube.com/v/a274crWylQU[/youtube]
もう少しKessilのことを書きます。A350/A350Wの他にもアクア用のA150モデル(消費電力32W)が4種類販売されています。それぞれスペクトルを考えて作られているようです。ここに書く製品のスペクトルなどが載っています。見てすぐわかるかと思いますが、400〜420nmの波長も含まれています。先月開催されたDenver Reef Stockで直接Kessilの方とお話する機会がありました。そこで400-420nmのことについて聞いてみました。驚くことに自社でLED素子自体を開発・生産しているようで、400-420nmの波長のLEDはしっかり自社開発して使用しているとのことです。Kessilの大きな1つの特徴は、「マルチチップ」を使用しているところです。これにより、各LEDの光がどんなに近くてもほぼ分離することがないとのことです。実際5cmぐらいまで近づけましたが、一切色の分離はありませんでした。現在はスポットライトのものしか販売されていませんが、これでシステムライトなどが販売されればすごい事になりそうです。
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