カリフォルニア州のベイエリアにある観賞魚の卸業者Cortez MarineのSteve Robinsonが、メキシコ沿岸から600マイルはなれたフランス領に生息する固有種 クリッパートン・エンジェルフィッシュの違法採取を認めたようです。Robinsonは、52匹のクリッパートン・エンジェルフィッシュを採取し、それをパッサーエンジェルフィッシュとして輸入した罪に問われています。
2年前に起こった、U.S. Fish & Wildlife service によって違法採取のクリッパートン・エンジェルフィッシュが見つかったのと同じです。
クリッパートン島は、フランス領の無人島で、魚の採取には許可が必要です。Robinsonは1年の懲役、及び$100,000の罰金に処せられる可能性があります。今年の11月30日にサンフランシスコで判決が言い渡されるようです。
Robinsonがそこまで行って採取する努力はすごいと思いますが、この魚を採取する正式な許可を取るべきでした。Robinsonは記事内で、自然界には十分な個体数がいることを論じています。彼は法的な手続きをとるよりも無視することを選択しました。
52匹のうち40匹は、発見時に生きていたようですが、それ以降まったく見ないところをみると、すべて死んでしまった可能性が高いでしょう。Robinsonや他の人が一生懸命に飼育の技術などを教育しましたが、今回の違法採取などで無になったばかりか、この業界にまた悪い印象を世間に与えてしまったのではないでしょうか。
[via San Jose Mercury News]