ホワイトボンネット・アネモネフィッシュ産卵の様子

ホワイトボンネットアネモネフィッシュ(Amphirpion leucokranos)の天然ペアが ORA に無事到着した記事をご紹介してからはや二年弱、ORA からとうとう産卵成功のニュースが入ってきました。「ホワイトボンネット」、別名白帽クマノミ(?)の名の通り、帽子をかぶった模様が愛らしいこのペアが輸送中のハプニングを乗り越え、産卵する様子をご覧ください。 ビデオの終わりにもあるように、ORAからはこのホワイトボンネットクマノミは2014年に発売になると発表があったようですが、このソロモン諸島原産のクマノミは交雑種だったものが独立した一つの種に変化していったものと考えられていることからも、非常にレアな種と言えそうです。「自然界のハイブリッド」ということで、新しい年に期待することがまた一つ増えました。 日本への ORA からの輸出も少なからず行われているので、日本のアクア市場でみられることもそう遠くはないのではないでしょうか。

ホワイトボンネット・アネモネフィッシュの天然ペア

ホワイトボンネット・アネモネフィッシュ( Amphirpion leucokranos)と言えば、クマノミの中でも非常に珍しい種です。このクマノミですが、交雑種だったのが、1つの種へと変化していったものと言われています。この天然ペアですが、もともとはニュージャージー州にあるOcean Gallery IIが所有されていたようですが、今回クマノミの養殖で有名なORAに譲ったそうです。

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