イギリスはノリッチに本部を置くOgleからメソスコープ(Mesoscope)V2が発表されました。(meso:ラテン語で「中間の」の意。顕微鏡と望遠鏡の「中間」スコープ。)これはサンゴの動態を観察するのにまた非常に役に立つアクア用品となりそうです。最初のOgle Mesoscope も非常なニッチなところをついた製品で、水槽内をもっと細かく観察するのに非常に役に立つ代物でした。長い期間を経て、今回二世代目となるこのメソスコープ V2、近々発売開始となる予定です。
初代メソスコープと二代目(V2)とを比べると、触れた感覚が変わっただけにとどまりません。以前は水槽に対して垂直に使用しなくてはなりませんでしたが、V2は約45度の角度で覗き込むので、非常に使いやすく改良されました。同時にレンズの真上にある吸盤も大きくなり、より安定してミクロの世界を楽しむことが出来そうです。画像ギャラリーでは、初代のものよりかなり広めのフレーミングになっているのが見て取れます。より高いクォリティーの画像が期待できそうです。
さらに、デジタル一眼レフのマウントアダプターも発売予定で、また5メガピクセルの専用Cマウントセンサーも近々お目見えするということなので、あわせて期待度が高まります。
Ogleからの正式発表が待ち遠しいですね。水槽用の「玩具」といってしまえるほど、安価なものではないですが、より良いクォリティーを必要とする方の期待は裏切らないことでしょう。