アクア用のLEDライト製造会社のEcoxoticから「ワンタッチコントローラー」が発売されます。その名の通り、ワイヤレスリモートでワンタッチにて制御するコントローラーです。タイマーの設定のみならず、月明かりの設定から雲のシミュレートまで設定が可能です。同社のPanorama Proライト、Stunner StripとCannonがもちろん対応製品となっており、このラインナップの一環コントロールをになおうという狙いがありそうです。以前のEcoxoticのPanorama Pro LEDにはディマー(調光)機能はありましたが、手動のノブを回すだけでした。今回のワンタッチコントローラーの一部の機能はPanorama Pro RGBコントローラーにあるリモート信号受信を行う赤外線センサーを使用するなど、似た部分があるかも知れませんが、LEDのコントロール性を生かすべくさらに一歩上をいくようです。
以下に画像があります:
Ecoxiticワンタッチコントローラーは2つのメイン部分からなります。制御用のドライバーボックスとリモコンです。黒い金属製の箱に収められたドライバーボックスは見た目もスマートです。一方リモコンは市場で見るものと似ています。現在使用中の設定はドライバーボックスのLCDディスプレイに表示されますが、制御自体はすべてリモコンから行います。プログラムする際にはリモコンを使いそのつどディスプレイにて確認するので、すこし慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、いったんインターフェースに慣れてしまえば、問題ないでしょう。
一方でプログラムとなると少し話は変わってきます。すべての機能を使いこなすには少々説明書とのにらめっこが必要なようです。リモコンで設定を行うので、シンプル簡単に設定を行えるとはいかないようです。大多数の消費者にはそこまで問題ないかもしれませんが、箱から出して説明書を読み飛ばしてすぐに使い始められる代物、ではなさそうです。
またドライバーとタッチコントローラーのほかにもう一つの最後の部品、赤外線センサーがついてきます。なぜこのセンサーをドライバーボックスにつけなかったのかという質問が聞こえてきそうですが、受信の感度を上げるためには非常に賢いやり方で、ドライバー自体は水槽下のキャビネットにおさめ、センサーはドアの外に設置することが出来るようにもなっています。これによりワイヤレスリモコンの活用の幅が更にひろがるので、よく考えられていると思います。
まだ実際に深いテストをしたわけではないので、完全レビューはのちのちになります。Ecoxiticワンタッチコントローラーは数週間のうちに発売になるということですから、画像にて確認してみましょう: