イエローアンシアス(Odontanthias fuscipinnis)とえいば、ハワイの超深場に生息するOdontanthias属のお魚です。日本にもたまに入荷されていると思います。
そんなイエローアンシアスの養殖にRCTが成功したようです。多くの養殖個体は、雄雌のペアを飼育し、そのペアに産卵させて養殖させます。ところが、今回のケースは、なんと自然界の海の表層部を漂っている幼生個体を採取して養殖したようです(養殖と言う言葉は少し間違っているかもしれません)。
この幼生ですが、わずか50Lの水槽で孵化させたそうです。現在80日を経過したところだそうです。上の写真がその経過なのですが、親個体がまっ黄色なのに途中で真っ赤になっているのが面白いですね。