去年の12月に英語版ではお伝えしたハタタテハゼ(Nemateleotris magnifica)とパープルファイヤーゴビー(N. helfrichi)の交雑種ですが、大きな嵐を乗り越えて以前に発見した場所にいることが確認されたようです。
この交雑種ですが、日本の沖永良部島でGT DiversのKazutoshi Uehara氏が撮影したものです。Uehara氏のGT Diversのページには素晴らしい魚の写真が沢山掲載されています。 魚への愛を感じるような写真ばかりですね。世界初といわれているような非常に珍しい交雑種は比較的浅い場所に生息しているようで、嵐の影響などが心配されましたが、無事に生存が確認されたそうです。

9月前に撮影された12月から成長した結果、以前は薄い色でパープルファイヤーゴビーの面影は少しだけだったのですが、今は明るいパープル色が出てきてよりパープルファイヤーゴビーの面影が出てきました。上と下の写真を比較するとどのように成長したかよりわかると思います。
この大きな海の中で1匹の魚を長期間観察できているのは、奇跡としてか言いようがないとおもいます。