世界的な不況のあおりを受けてアクア業界も非常に大きな影響を受けていると聞きます。現にアクア関係の会社の倒産もよく耳にします。しかしながら、アメリカではそんな中でもアクア業界が成長していると言うのです。一見信じがたいことですが、その3つの理由を説明したいと思います。
アクア業界での求人
Ecotech Marineなどはアメリカの会社です。VortechやRadion LEDライトに代表される人気商品を次々に商品化しています。こういった企業では、積極的に優秀な人材を募集しているようです。そういった人材がまた新たな人気商品を生み出して、より売り上げを押し上げているのでしょう。
映画やTV番組などのメディア
ディズニー映画のファインディング・ニモが出たときに、大きな海水魚ブームがきたと思います。映画やTV番組などのメディアの力は非常に大きな影響を与えます。アメリカでは、アニマルプラネット・チャンネルでTankedという番組、ナショナルジオグラフィック・チャンネルではFish Tank Kingsという番組が放映されています。これらの番組の影響は非常に大きかったようで、今まで海水魚飼育に興味を持たなかった人たちの関心を非常に多く引き付けたようです。残念ながら、日本では地上波では放映されていないと思います。
映画関連ですと、ファインディング・ニモの3Dバージョンが出ました。ただ3Dになっただけだと思いますが、再注目を浴びたのは事実で、それによるアクア業界への影響も大きかったと思います。また、ディズニーはファインディング・ニモの続編に当たるsequel to Finding Nemoも2016年に予定しているようです。
アメリカ国内の住宅販売事情
サブプライム問題やリーマンショックなどで非常に冷え込んでいたアメリカの住宅販売事情ですが、ここにきても徐々に盛り返しています。自分の家を持つと余分な部屋が出来たりするため、そこを趣味部屋にすることが傾向が多いです。その1つに海水魚飼育があるわけです。