2012年は、新しいバイオペレットの形式がでたり、DCポンプ旋風が巻き起こった年だったと思います。それでは2013年はアクア業界にとってどういった年になるんでしょうか?
LED Lighting. まずはLEDについて。今年もよりいっそう効率アップ、価格の下落、色味などで改良、変化が続くと予想されます。現在のLEDの形状から、新しい形状に変化していく可能性があります。その1つがOLEDではないでしょうか?今年も目が離せない技術であるとおもいます。
新形状のバイオペレット すでに何回か記事にしていますが、新しい形状のバイオペレットが流行する可能性があると思います。1つは、シート式のもの、もう1つは流量などを考えなくて良いものではないでしょうか。今後もバイオペレットの流行は続くと考えられます。各社、改良を加えて発売してきているので期待値は大だと思います。
スマートフォンのサポート 日本でもスマートフォンが当たり前の時代になったと思います。アクア業界でもそれをふまえて、色々なスマートフォン対応のアプリケーションが出てきています。Neptune systemのApexもiOSデバイスやアンドロイドデバイス用のアプリケーションが出ていますし、魚図鑑なども発売されています。市場にスマートフォンやタブレットデバイスが今後も増えていくことが予想されていますので、この流れは引き続き継続すると思います。
採取の規制や禁止の増加 少し前にお伝えしたようにサンゴや魚の採取規制や禁止が今後増加する傾向にあると思います。アクア業界やアクアリストには少し残念なニュースかもしれませんが、自然界の個体数が減っていたりするので仕方がない処置だと思います。その代わり、もっと養殖個体が主流となり充実してくるんではないでしょうか。
DC ポンプ.今年は、日本でもかなりDCポンプが大きな話題になったと思います。特にRLSSのDCポンプは大きな影響を与えたとおもいます。既にスキマーメーカー各社からDCポンプを採用したスキマーがアナウンスされていますので、今後スキマーをDCポンプ付きのものに買い換える人が増える気配があります。これはスキマーに限ってではなく、揚水ポンプなどにもいえることだと思います。このトレンドは2013年も引き続き大きな流れとなると思います。