自作派の多くの方に朗報です。なんとマルチチップを採用したフルスペクトルLED素子が発売されました。今まではフルスペクトルにするために多くの素子を搭載する必要がありましたが、このLED素子を使用するとその必要は無くなるかもしれません。また、マルチチップを採用しているので、色のブレンドも申し分ない仕上がりになっているとおもいます。
このLED素子ですが、合計50個のチップがついています。動作は、500mAで100W あたりだそうです。因みに最大は700mAで126Wあたりだそうです。
マルチチップですが、5チャンネル搭載されており、自分の好みに合わせて出力を調節できます。以下が各チャンネルで制御できるLEDの色です。
Channel 1 – 4500K neutral white
Channel 2 – 450-453nm royal blue
Channel 3 – 427.5-430nm hyper violet
Channel 4 – 660-665nm deep red / 492.5-495nm turquoise
Channel 5 – 410-412.5nm violet / 470-472.5nm blue
大出力のLEDチップで問題になるのは熱です。100Wですからとんでもない熱が発生します。そのためKessilなどは非常に冷却装置に力を入れています。このLEDチップも熱伝導率が非常に高い素材や工夫がされているそうです。
一回はこういった素子を使用して、自作LEDランプを作成したいですよね。