海水魚産業で染色された珊瑚やイソギンチャクみて思い出すのは、1980~90年代に出版されたアクア本に載っている品質が悪い写真ではないでしょうか?上の写真は、最近輸入された染色されたセバエイソギンチャク(Heteractis crispa)になります。 見て分かるように、非常に不自然なピンクや黄色になっています。これらのイソギンチャクを販売しているディーラーは染色されたイソギンチャクに対して、長期維持などに対する非常に率直な意見を言ってくださいました。 “染色されたピンクや黄色のセバエイソギンチャクは、水槽を色鮮やかにするよ。(インドネシアの業者によって染色されています。)” それに続き、ネガティブなコメントも出ました。 “染色されたイソギンチャクが一般人向けでないこと理解しています。が、卸としては、小売店や一般人向けに色々な選択肢を与えています。”
Creeから新しいRoyal Blue素子 XLamp XTEをアナウンス
Creeが今回アナウンスしたRoyal Blue XTE素子は、445nmの出力を強化し、リモート・リン光体(蛍光体が離れて?)が使用できるように特別にデザインされたものになります。 このリモート・リン光体LEDは、LED光源自体からリン光体のコーティングを取り除いたものになります。これに対し、すべての白色LEDは、ローカル・リン光体のデザインを使用しています。まあ、蛍光灯のように外側が白色の光を発生させるようにコーティングされているのと同じです。
海外アクアリストは、LEDに何を期待している?
前回の記事でCoral誌の次回特集がLEDと書きました。その時にアンケートもあったのですが、その結果が出たようです。詳しい結果は下を見てもらえば分かります。効果の程を実感にしている人は、まだまだ少ない感じです。しかしながら、LEDライトに期待している人は、非常に沢山いることが分かります。因みに回答数は世界から9,000人以上だそうです。これだけの回答数があれば、かなり信憑性が高いと思います。
ミミックオクトパスとジョーフィッシュのランデブー?
[vimeo width=”680″ height=”460″]http://www.vimeo.com/23317612[/vimeo] Godehard Korp氏が撮ったビデオに非常に珍しい光景が収められています。ミミックオクトパスが地面を這っている様子がわかると思いますが、その周りをジョーフィッシュが泳いでいるのです。見た目からするとStalix histrio(カエルアマダイ)かその仲間だと思われます。このStalix histrioと思われるジョーフィッシュの体色が、非常にミミックオクトパスの模様と似ているのも非常に不思議です。偶然なのか、それともカモフラージュとして使用しているのかわかりませんが、非常に興味深い映像で有ることにはかわりはないですね。
Hanna Checkerのカルシウム測定器が発売間近
今一番売れていると言っても過言ではない、HannaのCheckerシリーズ。リン酸、鉄、ヨウ素など、ラインナップも充実してきています。次のリリースはなんとカルシウム測定器!来ましたね~。アメリカでもまだ予約しか受け付けていないので、日本もあまり時期的に差がなく販売されそうですね。デジタルで一発測定!これほど分かりやすいのもないですね。気になるかたは、今からお金を貯めておかなくてはいけないですね! via [LSS研究所]
Shore Fishes of Easter Islandの本が発刊
University of Hawaii PressからJohn Randall氏、Alfredo Cea氏著の Shore Fishes of Easter Islandという本が発刊されます。本のタイトルどおり、イースター島に生息する魚を収めた本になります。イースター島といえば モアイ像だと思います。
New EraからLPS用のペレットタイプの餌が発売
New Era AquacultureからLPS用のペレットタイプの餌が発売されます。値段は、同じNew Era Aquacultureから販売されているMarine pelletのようです。大きさは150gで$15です。同じFauna MarinのLPS用ペレットタイプの餌よりも安く設定されているようです。New Era LPS Coral Pelletは、Marine Pelletとあまり差がないのですが、少しだけ工夫されています。
ZooMedからNano 501と511の外部式フィルター発売予定
Zoo Medっていう会社から、Nano 501 と511の外部式フィルターが発売されるようです。対応水量は、10~30Gal(40~120L)です。この手のフィルターってEheimが有名なのかな。どういう風に設置されているのかよく分かりませんが、フランジ無し水槽に合いそうですね。
CorallifeからDCコントローラがついたパワーヘッド発売
CoralifeからDCコントローラがついたパワーヘッドが発売されるようです。DCコントローラによって自分の水槽にあった流量を調節できるようになります。今回は、DC2600とDC5600の2つのサイズになります。流量はそれぞれ2,600GPH(10,4000L/H)と5,600GPH(22,400L/H)になります。なんら目新しいことがないようですが、実はそれぞれのパッケージには、パワーヘッドx2とDCコントローラがついているようで、かなりお財布に優しい感じになっています。
次回のCoral誌はLED特集だ!
次回のCoral誌は、LED特集が組まれるようです! 今や一番ホットなアクア用器具の一つですからねえ。欧米よりも日本のアクアリストが一番気になるトピックな気がします。私も早く読んでみたいです。