ヘラルドヤッコの黒ずみ個体

黒ずんだンヘラルドヤッコ(Centropyge heraldi)がセブで採取されたようです。これだけ大きい個体は滅多に採取されることはないようです。初め見たいときは一瞬「新種?」かと思いました。このちょっと悪そうな顔に背鰭と尻鰭が怪しく黒ずんでいてかっこいいですね。

ツバメタナバタウオ (Assessor randalli)って知ってる?

イエローアセッサ(A. flavissimus)やブルーアセッサ(A. macneilli)は、アクアリウムトレードでも良く見かける種だと思いますが、ツバメタナバタウオ (A. randalli)はあまり聞いた事ないですよね。見た目は一瞬ブルーアセッサに似ていますが、もう少し明るい青の体色をしており、少し黄色がのっています。非常に綺麗な種だと思います。登録されたのは1976年と古いようですが、アクアリウムトレードでは見かけない種です。

藻食魚は珊瑚礁を救う

藻類って自然界でも水槽でも珊瑚を覆ってだめにするので嫌われ者ですよね。自然界では、藻食魚が藻類を積極的に食べてくれるために、その量が低く抑えられています。それによって、珊瑚の卵などが無事に岩などに付着して育っていくわけです。

LiveAquariaとORAが、マックローキーズアネモネフィッシュの繁殖でパートナーシップを結ぶ

マックローキーズ・アネモネフィッシュといえば、オーストラリアだけに生息するクマノミです。ご存知のように、アメリカのLiveAquaria.comが天然物のペアを飼育して、養殖までこぎつけて幼魚を販売していました。今回、あのクマノミの養殖で有名なORAとパートナーシップを結んでマックローキーズアネモネフィッシュの繁殖をより強化するようです。

Coral-shopの新製品が登場

チェコのアクアリウムメーカーの1つCoral-Shopから新しい試薬が追加されたようです。今回追加されたのは、 Sulphate(硫酸塩)、Potassium(カリウム)、そしてCalcium(カルシウム)の3種類になります。カルシウムの試薬は前バージョンからアップグレードして、必要時間が大幅に短縮されたようです。忙しい人たちには非常にありがたいですよね。

岡山理科大でアジとコイ、仲良く泳ぐ水槽完成

以前から話題になったことがある海水魚と淡水魚の混泳ですが、今回その技術を利用して岡山理科大でアジとコイ、仲良く泳ぐ水槽が完成したようです。読売新聞のページに写真が載っていますが、中々興味深い水景になっています。 海水魚の寄生虫などが生息できない環境だと考えられるため、海水魚の病気発生率も低く抑えられそうだと何処かで読みました。淡水魚にも同じことが言えるのかもしれませんね。ただし、サンゴなどは飼育できないようです。

オーストラリアのカエルウオEcsenius tigris

英名タイガーブレニー、Ecsenius tigrisは、オーストラリアや西部太平洋に生息する非常に小さいカエルウオです。あまり派手さはないですが、けっこう個性的な柄をしています。価格は他のカエルウオよりも高めらしいですが、飼育してみる価値はあると思います。

バリ便でさらに多くの養殖珊瑚が出ます!

Acropora echinata 前回のAcropora speciosa でお伝えしたバリ便の養殖珊瑚ですが、さらに多くの新しい養殖珊瑚が出回るようです。写真を見ているだけでもうっとりしますが、これが自分水槽の中で成長していく姿をみるのは格別でしょうね。因みに、新たに明らかになったのは、Acropora pichoni, A. fenneri, A. carduus などになります。Acropora pichoniが、個人的に注目です。

RedSeaからRCPのお試しセットが発売予定

今年の添加剤の目玉の一つを上げるとすれば、それはRedSea社のコンプリートリーフケアプログラムでしょう。この商品をまだ試していない人たちの為に、欧米ではお試しセットが発売されるようです。お試しセットの販売が行われるのは、Coral ColorsとReef Energyの2種類のパッケージになります。どちらも、小さいパッケージになっており、価格がおさえられております。

珊瑚堂さんもサンゴのフラグを販売予定

前回の記事内で少し書きましたが、LSS研究所さんがBoston AquaFarmsの珊瑚養殖キットを輸入販売されるようです。すでに幾つかのショップに届いているようですが、今回珊瑚堂さんが店内の売り物にならなくなったサンゴなどをBoston Aqua Farmsの珊瑚養殖キットを利用して販売するようです。販売開始時期は未定だそうですが、有名店がこういった試みを始めることは非常に意味のあることだと思います。

Reef Builders